ビオディナミ農法で栽培した樹齢20年の若めのトレッビアーノ・ダブルッツォ100%を使用した白ワイン。
アブルッツォの土着品種、トレッビアーノ・ダブルッツォを使って爽やかで軽快なアプローチを体現した新キュヴェ。
ワイン名は、ジャズの「SWING」から。揺れる。躍動感。楽しい。

手摘みしたトレッビアーノ・ダブルッツォを除梗してソフトプレスし、10日間のマセラシオン。コンクリートタンクで8ヶ月熟成。無濾過・無清澄でボトリング。

ワインの色合いはゴールデンイエローであるが、軽やかな白ワイン。
アロマは黄色い果肉、フレッシュなハーブを感じ、繊細ではっきりとした果実味、花、草の香りを想起させる。
フレッシュで生き生きとした味わいと、遊び心のあるミネラルの魂を感じる。
このマセラシオンされた白ワインは、短期熟成の山羊のチーズや色々な野菜をベースにした前菜に合います。


「SWING」を聴くと、エネルギッシュなヴァスコ・ロッシ（イタリアのシンガーソングライター）を聴きたくなる。彼のアップビートなリズムと軽快なパフォーマンスは、「SWING 」の快活さと陽気さを映し出し、味わいとサウンドの調和した融合を生み出している。Bossanovaの 「SWING 」の遊び心とミネラルのソウルを味わいながら、イタリアン・ロックンロールの衝撃的な曲で感覚を高め、イタリアの音楽シーンの活気あるストリートへといざなう。

ヴィーニ・ボッサノーヴァは、イタリア・アブルッツォ州のアドリア海を臨むコントログエッラのテラモ丘陵で土着のトレッビアーノ・ダブルッツォとモンテプルチアーノ・ダブルッツォとオリーブを栽培し、ワインを醸造しています。

アブルッツォアペニン山脈とアドリア海の中間に位置するヴィーニ・ボッサノーヴァの約4ヘクタールの葡萄畑は、やや冷涼な大陸性気候の恩恵を受けながらも、アドリア海からの温かい海風により緩和され、昼夜の気温差が激しく、昔から葡萄栽培に非常に適した場所です。葡萄はゆっくりと完熟し、非常に豊かで濃厚なアロマとフレーバーが蓄積される環境にあります。

ヴィーニ・ボッサノーヴァの葡萄畑はアンドレア・クアリアの祖父の時代から始まり、平均樹齢40年のトレッビアーノ・ダブルッツォとモンテプルチアーノ・ダブルッツォがバイオダイナミック農法と古くからの慣習に従って管理されており、自然と調和し、手つかずの環境を尊重しています。

音楽のボサノヴァは、アントニオ・カルロス・ジョビン（Antonio Carlos Jobim）、ヴィニシウス・ヂ・モライス（Vinícius de Moraes）、ジョアン・ジルベルト（Joao Gilberto）といった南米で最も才能のあるアーティストたちが1950年代に生み出した有名なブラジル音楽です。
3人の素晴らしいアーティストの出会いが、重要で革新的な音楽活動を生み出したように、アンドレアとナットの出会いもまた、1人は経営者、もう1人は音楽家であり、アブルッツォの土地に対する大きな情熱を原動力に、葡萄栽培の分野で新しいプロジェクトを作りたいという願望がベースとなっています。
音楽を愛するナットとアンドレアは、ジョビンやモライス、ジルベルトがボサノヴァ音楽を世界的なムーブメントにしたように飲み手にエモーショナルなインパクトを与えられるようなワイン造りを目指しています！

今日もナットとアンドレアはセラーでピアノとギターを奏でて、熟成中のワイン達に音楽を聴かせています♪


（インポーター資料参照）