カンプタール地区モランズ村のヒエスベルク畑のゲルバー・ムスカテーラー(黄土、砂、ローズクォーツ)を使用。
手摘みで収穫、選果後、破砕し、一部は除梗し、一部は全房。
2週間のセミMCし、ゆっくりとプレス。
その後、ステンレンスタンクに移し、シュールリーにて発酵熟成。
ノンフィルターで瓶詰め。
ソフトでエレガントなタンニンを得るために1日1回の液循環または櫂入れ。
非常に洗練されており、後味はまるでお茶を抽出したような味わいです。

綺麗なレモンイエロー。
マスカット、白い石のような鉱物の香りに味わいはフレッシュな桃、華やかなマスカットの香りはトーンが落ち着いており、ほんのり感じるブドウの皮からの渋みは複雑性となっています。
全体的には柔らかくミネラリーで優しい口当たり、アフターは品の良いシャインマスカットのような甘やかな香り。

代々続くオーストリア、カンプタールの醸造所で生まれ育ち、14歳から4年間、葡萄栽培と醸造を学校て学ぶ。その後、シュロス・ゴベルスブルグなどオーストリーのワイナリーにて研修、2016年~2018年の収穫を
ヨハンメイヤーで経験し、オーストリアに戻り、両親の醸造所を手伝いながら自分自身のワイン「ニビル」を奥様のユリアさんと一緒に立ちあげる。ヨセフは、長い期間をかけながら、自由で固定されず、唯一の方
向に進んでいきたいというワイン造りへの思いがあり、太陽の周りを逆方向に長い周期で回っている唯一の惑星「ニビル」を、自分の目指すスタイルと重ね、ワイナリー名としました。ボトルのロゴは、その昔、カンプタールの周りに住んでいたケルト人のシンボルからとっており、サイクル(自然環境)を意味し、自然は、健康的で持続可能で循環するものという彼の考えを表しています。

（インポーター資料参照）